老いゆくは 淋しきものよ ひな祭り 高浜年尾
ひな祭り先週でした💦
ズレてます、日にちも意味もずれています・・・
作者高浜氏が訴えたかった「気持ち」とは全くかすりもしません。
どうしてもひな祭りに関して書きたかったのに、疲労困憊、脚はむくみ、肩はこり、腰は痛み、ついでに酒は進み(笑)、ブログに辿りつけませんでした。
言い訳、前置きはこの位にして・・・
題して「n家の呪い」と謳いながら、私の宝ひな人形について。
私が誕生した時、両親はそれはそれは喜んだそうです。
2月生まれの私。当時誕生まで男女が分からなかった頃、待望の女の子が生まれ、両親仲良く手を取り合い涙ぐんだそうです。そうこの時点までは…
早めに退院して母が最初に向かった場所は浅草橋の人形店、そこで何と7段飾りの雛人形を購入‼
お店が手配してくれたタクシー(ハイヤー?)で狭~~い我が家に持ち帰りました(だとさ)。
横で泣く私をあやしながら、七段飾り終わったところで父帰宅(だとさ)。
で、嬉しそうに自慢する母。ところが「これ、いくらしたんだ~~~~~~~~~!!!!(# ゚Д゚)」と激昂する父。
そして(母からのみの報告につき、相当話を盛られているとしても)父が母を足蹴にした!!…そうです。
月収の何倍もする高価なものを無断で購入するバカがいるか!←父の言い分
実家の父(私の祖父)が「何かの時に使いなさい」と持たせてくれた大枚、雛人形に使って何が悪い!←母の言い分
そして月日が流れ、物心つくようになって私も毎年、雛人形を出し、それぞれの人形に扇子やら太鼓を持たせ、菱餅やあられを備える行事を毎年待ち遠しく思うようになりました。
そして更に月日がながれ、先程のエピソードを毎年毎年聞かされる羽目に汗
それにしてもやはり昭和の職人の手業の雛人形、素晴らしいなと改めて思います。
「嫁に行き遅れる」と4日には急いで、でも丁寧に仕舞った時を思い出します。
今は亡き母に改めて感謝するとともに、行き遅れるどこころか一度も嫁に行けなくて(誰も引き取ってくれなかった(笑))本当にごめんなさい。
その分元気で働き、しぶとくあなたの娘は今日も生きています!!爆
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